地図・駐車場・交通案内の詳細は→リンク
医院名 |
---|
にしだこどもクリニック |
院長 |
西田大祐 |
住所 |
〒206-0025 東京都多摩市永山1-2-14 フローラ永山1F |
診療科目 |
小児科・小児アレルギー科 |
電話番号 |
院内の様子や設備等をご紹介します。
例えば、咳が長引いている時、問診や診察でいろいろわかることも多いです。しかし、喘息だ!と思い治療をしても改善が乏しいとか、咳症状の経過がやけに長いまた逆に急激に悪化など、典型的ではない場合には胸部レントゲンは重要です。なぜなら、聴診ではわかりにくい部位の肺炎だったり、異物が気道に入り込んでいたり、生まれ持った気道や肺の病気などはレントゲンを撮ることでわかる場合があるからです。
もちろん、骨の変化や、変なもの飲み込んだ、お腹が張っているなど、体の中を観察したい時にも有用です。
こどもにとって超音波検査は簡易なCTやMRIみたいなものです。なぜなら体が小さいのでお腹から背中まで超音波が届きやすく、体を輪切りにできる感じです。赤ちゃんの場合は脳までも観察ができます。例えば体の腫れている場所があればそれがリンパ節なのか?肉の塊なのか?液体の袋なのか?分泌腺(耳下腺とか)なのか?血管が膨らんでいるのか?骨なのか?そんなことがすぐにわかります。
しかし一つ難点があって、見たいものの前に空気や硬い骨があると見えません…なので、ガスっ腹や肺の観察はかなり難しいです。そんな時はレントゲンが有用だったりするのです。
血液内の細胞やそれに似た成分の量や炎症の程度を知るための装置です。(白血球、赤血球、血小板、ヘモグロビンやCRP(炎症反応)など)
通常は肘の内側から採血しますが、指先や、赤ちゃんなら足のかかとからのごく少量で、場合によっては気付かれずに終わるレベルの採血も可能です。
それを調べることで病気によってどれだけ体が無理をしているのかがわかるので、今からクリニックで治療を続けられるのか、大きな病院で精密検査や入院治療が必要かなどの判断にも使えます。もちろんそれ以外にも様々な判断に使えます。例えば貧血の治療がうまくいっているとか、抗生剤治療で改善してきているのかの判断にも使うことができます。
特殊な血液検査は院外の検査会社に提出をするので普通の量の採血になります。とは言っても鼻血程度の量です。
尿中の細胞や各種成分の濃度等を知るための装置です。(白血球、亜硝酸塩、ウロビリノーゲン、潜血、ビリルビン、ケトン体、ブドウ糖、蛋白、pHや比重)
この装置がない場合は各項目に対応した試薬の色変化を肉眼で判定します。
この装置は光度測定法を利用することで、自動的に計測と判定をします。
特殊な尿検査を行う場合は院外の検査会社にお願いしています。
ウイルスや細菌の感染を自動判定する分析装置です。「富士ドライケム IMMUNO AG1」を2台、「SofiaアナライザーJ」を1台導入しています。
通常は妊娠検査キットのような感染症迅速検査キットの使用で判定できます。しかし発症からの経過時間や臨床症状から医学的に迅速検査キットでは難しいと判断したときに使用しています。
「富士ドライケム IMMUNO AG1」は銀塩増幅技術を、「SofiaアナライザーJ」は紫外線蛍光分析技術を利用しています。
どちらの装置もとても優秀ですが、症状が出始めて時間が経っていなかったり症状がほとんどないときに検査をしても検出できないことがあります。
新型コロナのPCR検査(NEAR法:等温核酸増幅法)ができる装置です。カセットを変えれば他の病原体のPCR検査もできるので、今後発生した未知の病原体のPCR検査もカセット開発により対応可能となっています。
陽性の場合は5分、陰性の場合は最終判定まで13分以内と非常に短い時間で結果が得られます。
綿棒による鼻咽頭拭い液(検体)を利用するため、検体の状態によっては外部検査会社のPCR検査に切り替えることがあります。
詳しくは⇒こちら
心臓は、神経の電気が流れる順で「ギュッ」と動きます。心臓は上から下に規則正しく動のが普通です。つまり、電気も上から下に規則正しく流れます。
うまく心臓が動かない場合、神経の電気の流れがおかしいとか、速すぎるとか、遅すぎるとか、いろいろ原因があります。
聴診器で音を聞いたり、手首の脈をとったりすることである程度わかるときもありますが、ほとんど詳しくはわかりません。そんな時は心臓の電気変化を計測する心電図検査をすることで詳しくわかります。
動きそのものや形の評価、血液流速測定に関しては超音波検査で評価することができます。
採血や点滴をするときに、通常は触った感じや肉眼で静脈の場所がわかります。しかし、赤ちゃんのようなプクプクの腕だったり、色黒で厚く硬い皮膚だったり、脱水で虚脱している血管だったりすると血管を見つける難易度が非常に上がります。そんな時に活躍する装置です。
近赤外線をあてると静脈中の還元ヘモグロビン(酸素とくっ付いていないヘモグロビン)が近赤外線を吸収します。その特徴を利用して静脈のパターンを認識し、画像として投影します。
血管を探す手助けをしてくれますが、血管内の血液量が少なかったり(血管内に刺さっても血が引けない)、皮下組織が厚過ぎたりするとうまくいかないときもあります。
空気の通り道(気道)に炎症があると、好酸球という炎症細胞がNO(一酸化窒素)ガスを発生するため、その濃度を測ることで気道炎症の程度を知ることができます。NOの値の変化によって、症状の原因や治療法、また治療効果や治癒の判断に利用することができます。この装置は、一定の速度で息が吐きだせる年齢であれば検査ができます。ゲーム感覚で行えるので、呼吸機能検査よりは簡単です。値の評価は、病状や治療内容、体質などから総合的に判断します。気管支喘息、アレルギー疾患で高値になりやすいです。
詳しくは⇒こちら
吸って吐くの一連の呼吸が正常と比べてどのへんがどれだけおかしいのかを調べる検査です。例えば、吸うのに時間がかかって、吸える量も少なくて、吐くときも時間がかかって、全ての勢いが弱い。なんて方は呼吸機能はかなり悪いです。それを厳密に計測し評価することで症状がなさそうでも(呼吸はいつもしているので少し調子悪くても体が慣れてしまう)どんな病気の可能性が高くてどれだけ悪いのかがわかります。また、治療のあとの改善評価することにも使えます。
でも、難点があって、「大きく吸えるだけ吸って!大きく吐けるだけ吐いて!」の指示に従える年齢にならないと難しいです。。。
皮膚科の先生の大事な仕事道具のひとつです。わかりやすく説明すると光源付き高級虫めがねです。雑貨屋さんで入手できる光源付き虫めがねでもいいような気がしますが、見え方が全く違います。なぜなら人の皮膚は光でテカりやすく、テカらせないで皮膚を拡大してくれるのがダーモスコープです。
テカらないで拡大ができると観察できる情報量が格段に増え(例:色素分布構造の違いなどが明瞭に見えてきます)、診断価値が上がります。
「Airdog」は、「TPAフィルター」を搭載した唯一の空気清浄機です。
「TPAフィルター」は、電磁場をつくることにより有害物質をプラスイオンで帯電させ、磁石のようにフィルターに汚れを吸着して除去します。一般的な空気清浄機に使用されている紙フィルター「HEPAフィルター」では除去が困難なウイルスより細かい微細粒子の除去を実現できる技術です。
一般的に空気清浄機が除去可能な吸着粒子の最小サイズは0.1~0.3μmですが、「Airdog」はインフルエンザウイルスの0.1μmよりもさらに小さな0.0146μmの微細粒子まで除去が可能です。また除去率については、ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物(フロン・ベンゼン・トルエン)、一般細菌、ブドウ球菌、PM2.5は99.9%を除去。インフルエンザウイルスについては99.99%の除去*を可能にします。*第三者機関による試験結果:Guangdong Detection Center of Microbiology
各診察室と隔離室と待合室の計7台を導入しています。
詳しくは⇒こちら
実は一番よく使う道具です。BMLのQualisを使っています。とても優秀で小児科医にとって役に立つ機能が多いです。最新の機能では予防接種の優れたマネージメント機能が導入され、より安全で的確な接種が可能になります。今後の発展に関してもとても楽しみなカルテシステムで、オススメです。
問診をiPadで行い、その内容をそのままカルテに反映することができるシステムです。紙での問診もありますが、そのままカルテに反映ができないので内容の再手入力が必要になります。このシステムはそれだけではなく、そのデータと診療行為と病名などがビッグデータとして解析が可能であり、薬の副作用の発見やより治療効果のある方法の発見など未来のこどもたちにより良い医療を提供できる可能性を秘めています。(これらのデータは全く個人特定ができない方法で処理されます。)
時間予約で来院された方から導入を進めていく予定です。
電気自動車ですが、発電機が付いています。発電機の燃料(ガソリン)が満タンであれば、一般家庭約10日分の電力量を供給することが可能です。災害時のクリニック発電機として使用できます。停電実験を行ったところ最低限であれば約16日間のクリニック運用が可能なことがわかりました。ガソリン補給ができれば発電し続けるので期限に制限はありません。ガソリンに関してはクリニックの2軒隣がガソリンスタンドであり心強いです。